ぽけっとぐらし、ときどき旅

日々の暮らしで感じたことをつづります。ときどき旅についても記録します。

映画化決定!『マスカレード・ナイト』を読んだ感想

こんにちは、りいです。
 
12月に入り、ぐんと寒くなってきた気がします。
コロナはもちろんですが、
風邪など含めて体調管理には気を付けないとですね。
 
今回は、東野圭吾さん作『マスカレード・ナイト』を読んだので、
その感想を書いていきたいと思います。
 
こちらはマスカレードシリーズの3作目で、
昨年映画化されヒットした「マスカレード・ホテル」の続編になります。
文庫版も今年の9月に発売されています。
 
そして先日、『マスカレード・ナイト』も映画化されることが発表されました!
主演は変わらず木村拓哉さんと長澤まさみさんということですが、
その他のキャストはまだ発表されていないので楽しみですね♪
 
シリーズ1作目の「マスカレード・ホテル」も映画になる前に読んでいましたが、
その時からこれは映像化しそうだなぁと個人的に思ってました。
ホテルが舞台というのもあって、色々な登場人物が出てきますし、
華やかな感じがするので映画の題材にはピッタリ!という感じです。
でも作品の発表が2011年だったので、
意外と映像化するまでに時間があいたなという気もしてました。
原作本はこちら↓
 
 
ですが正直、主人公の新田浩介を演じるのが木村拓哉さんと知って、
「うーん、ちょっとイメージと違うなぁ」と思ってました(^_^;)
別に演技力が・・・とかそういうことではなくて、
単純にまず年齢が違うのかなという気がしたんですよね。
でも実年齢よりも若く見えますし、さすがキムタク!という感じで実際に映画を見てみるとそんなに悪くないかも、という感想です。
 
ちなみにマスカレードシリーズは他に2作目の「マスカレード・イブ」がありますが、
こちらは短編集ということで私はまだ読んでいません。
時間がある時にでも読んでみようと思います。
(長編ミステリーの方が面白いと思ってしまうので、
短編集ということであまり手が伸びないのです。。。)
 
さて、本題の『マスカレード・ナイト』ですが、
個人的には「マスカレード・ホテル」よりもこちらの方が面白かったかなぁという印象です。
今作では、映画では長澤まさみさんが演じる山岸尚美がフロントクラークからコンシェルジュになっています。
本筋の殺人事件の方の解明ももちろん面白いのですが、
お客様のあらゆるリクエストに応える仕事のコンシェルジュになったことで、
様々なお客様からの無理難題に対してどのように対応するのか?
という部分も読んでいて面白いと感じたポイントです。
考えてみれば、お客様から与えられる少しの情報から
「本当に求めていることは何か」を推測して行動していくような仕事だと思うので、
刑事の仕事にも通ずるものがあるんだろうなと思います。
だから新田・山岸はなかなかいいコンビなのかもしれませんね。
 
前作もそうだったんですが、
今作も色々なお客様が来て、様々なやり取りや事件の進展があり、
どんどん気になって読み進めていってしまうような感じでした。
最後はもちろん事件の謎は解明されるのですが、
途中までのテンポから考えると少し駆け足な感じだなぁという印象です。
 
それでもやっぱり東野圭吾作品ということで、
面白かった!と思える内容だと思います。
読み終わった今は、映画だと誰がどのように演じるのかなぁ、
どんな演出になるのかなぁ、
とワクワクな気持ちになりました!
 
映画は2021年9月17日公開予定なので、
映像化される前に原作を読んでおきたい、
という方は是非読んでみてください。
 
それではまた!